ズレ防止のための段や溝が付いている
理科や化学などの授業の中で天びんを使った経験を持つ人は多いかと思われますが、天びんは重さを計測するための測定器具であり重さの基準になるものは分銅と呼びます。
一方に物質を乗せて片方には天びんが釣り合うように分銅を乗せる、これを繰り返すことで物質の重さを知ることができるわけです。
ただ、この分銅が本当に記載してある重さになっているのか否かをしっかり検査しておくことが大切で、これは校正と呼ぶ方法で行うのが一般的です。
例えば、1グラムの検査基準器があるとき、校正を行ったところ1.02グラムであることがわかる、この場合は物質の重さを計測する際に基準となる重量が1グラムではなく、1.02グラムであることを把握した上で測定ができるようになります。
大正天びん株式会社では分銅の製造販売だけでなく、購入時の校正データや購入後に定期的に実施する校正にも対応可能にしており、こちらの会社のホームページの中で校正サービスの紹介が行われています。
分銅と聞いたとき、昔学校で使った円筒タイプのものをイメージされる人は多いかと思われますが、大正天びん株式会社の製品の中には積み重ねができる円盤分銅も用意されています。
円筒タイプの場合は、上側にフックのような持ち手が付いているので重ねることはできませんが、大正天びん株式会社の円盤分銅は、ズレ防止のための段および溝が設けられており基準重量についても10グラムから最大5kgまで9種類が用意してあります。